昔々、北欧に 小さな王国が ありました …
そこの国王は とても勤勉で 重臣の言をよく聞き
次から次 … 他に類を見ない 斬新な改革を行い
国民の誇りとも 呼ばれるほどの人物でした。
さらに国王は、国民の為に 今で言う「公共施設」を 建設し
大衆の憩いの場を造りました … それにより 国民の支持は うなぎのぼり …
しかし、一方で その施設建造の費用と それを維持するためのコストにより
税は 徐々に値上がりし … チラホラと 批判の声も 聞こえてきました。
そこで 大きなスキャンダル …
国王は公共工事の請負業者から 謝礼を
ポッポナイナイ してたことが リークされました。
歴代の国王は皆 … このような謝礼を儀礼的に ドンガバチョ していた
という 噂話まで 出てきました。
さてさて この話の真偽の程は 分かりません … ご想像におまかせ致します
が、ここで ひとつイイ話 …
この業者からの謝礼を 唯一 断り続けた国王が 居られたのです!
この国王は 長期政権を維持し、子孫も優秀で その末裔は
欧州大国の中興の祖と 呼ばれるほどの人物と なったそうです …
「北欧昔話」 より
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天網恢恢疎にして漏らさず
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